2008年03月
房総B級タイフード  (2008.03.16)

房総半島に住むことはや2年。
外食中心生活の僕ら若者(?)は、とにかく食い物のまずいこの地域に日々辟易していた。
特にB級飯の不足感は致命的で、仕方なく無難にファミレスに行くしかなかった。

そんな中、最近ネットで変わった店を見つけ、
今夜同僚と車で繰り出してみた。

場所は僕らの住んでいる海沿いの町から山の中に1時間程奥に入った小さな町にある、
タイ料理の店。電車でも行けないことはない場所だが、K市から単線の山岳鉄道で、
1時間に一本だけ2両編成の汽車(非電化)が走っている単線だ。(写真)
当然片道25キロの夜道を車で行く。

暗い山道をずっと走り抜け、ようやく小さな集落が見えてくる。
しかし夜の7時前というのに、人ひとり歩いていず、開いている店は皆無だ。
駅前の辻を曲がると、まばゆいばかりに明るいその店が目に入った。

適当にその辺(町役場?)に車を停め入る。周りの集落に比べ、この店やたら都会的に明るい。日曜の夜だが、僕らの他に先客が二組いた。

この店は、もともと中央線の西荻で営業していて、つい1年程まえにこの山あいの町に
移転してきたらしい。 移転というより、ほぼ”疎開”といった趣きだが、
話を聞くに、経営しているのはタイ人のコックと奥さんの日本人で、ここがもともと奥さんの故郷のようである。

店内は中央沿いの西荻や高円寺によくある雰囲気で、タイ国王の絵などが飾ってある。
いろいろ頼んだが、かなりハイレベルで、うまい。都内のB級タイでもかなり上位に行けるくらい。 コックの人は、バンコクのホテルのレストランにいたらしく、納得できる味。
そして、二人でたらふく食べてチャイ飲んで一人2000円位。安い。

食後雑談するが、K市や、半島の反対側の鴨川市、はるばる東京から来る人もいるらしい。
そういえば僕らの横にいた幼児ずれの夫婦も、東南アジアっぽい服装をした、三鷹あたりにいそうなヒップな若夫婦だった。彼らはどこから来たのだろう?

こんな房総山脈のまっただ中に、中央線エスニックな本場の店があるのが実に面白い。


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