2007年08月
サーロインとMacBook  (2007.08.19)


ゆめ子さんの影響で、ステーキを食べたくなったので、ダイエーに物色に行くと、オージービーフが20%off。夕飯はこれで決まりだ!


味噌汁は、信州味噌をとき、京都九条ねぎを散らす。
付け合せに、きうりのぬか漬け(市販)と生パイナップル。


ああ、美味しい。


ところでよ、MacBookの黒がすごく欲しいんだ。
白はなにかと汚れるし。
なんで黒は一番高いモデルにしかないんだ?
スペック低いやつで黒を出して欲しい。


8月18日のデニーズにおいて3つ4つほどの事柄を考える。  (2007.08.18)

薄曇りの国道を車を10分走らせ、デニーズで遅い朝食をとる。食後はおかわり自由のアメリカンコーヒーを飲みながら、昼過ぎまで文庫本を2冊ほど読む。この田舎町のデニーズは、おそらく世界で最高水準なんじゃないかと思う。
前々からこのデニーズの横はよく通るのだが、先月になって初めて使ってみて、そのサービスレベルに驚かされ常連になった。ホコリひとつない清潔な店内、入口のドアを開けたときに香るあのデニーズ特有のバニラを焦がしたような匂い、まあここまでは管理の行き届いたデニーズならよくあることだが、それより店員の質が極めて高い。まず飲み物を置くときに、ストローやミルクの置き方がしっかり教育されていて、まずグラスを音をたてないように置いた後、その右端に手に取りやすいようにきれいに並べておく。どの店員もそうなのだ。注文をとる時や会計時は笑顔と挨拶が丁寧かつ品があって気持ちが良いし、ドリンクもカップの底が見えはじめたころに、欠かさずおかわりを尋ねてくれる。厨房付近に目をやると常時店長がこまめに指示を出しているのが分かる。若い店長だが、大変にがんばっている姿に心から応援してあげたくなる。(余談だが、同じ系列のチェーンでも、黙っていてもいちげん客の入る都会の店よりも、常連客を作らないと経営が成り立たない田舎の店のほうが概してレベルが高いものだ。)
8月は食事後にクーポンやスクラッチをよく配っているので毎回それを使うが、今日200円引きのクーポンの束をポケットから出したとき、僕が別の200円引きスクラッチカードも持っていることを店長が気づいた。すると併用してよいという。そこで合計400円引きとなり、700円の朝食が300円になった。食事とコーヒーを4杯もおかわりして、完璧なるサービスを受け、たったこれだけの支払いでよいのかと良心が痛むほどだ。
朝食の味はおいしくはないがまずくはないものだが、ハッシュドコンビーフにライスが意外と合うものだと思った。カリフォルニア米の味がした。カリフォルニア米は日本米に比べて、同じ品種でも香りが強い気がする。それがかえって洋食には合うのだと思う。香りが強いといえば、タイで食べたタイ米はどこでも香りが強くて実においしかった。

読書に飽きて、デニーズから外を見渡すと、夏が終わりかけていた。夏を振り返る。7月の旅行はくだらなかったな、と思う。東南アジアは、旅行しやすいし美しいところだが、なんとなく異国情緒にかける。僕は異国情緒とは結局ニオイだと思うのだが、タイでもカンボジアでも炊いた米のニオイ以外は思い出せない。あの東欧の街のすえたような陰気な臭いとか、アムステルダムの街中に漂うマリファナ臭とか、行ったことはないがトルコの安宿に染み着いた発酵した香油の臭いのような、風景とともに旅行者に強い印象を残すユーラシア的記憶臭が東南アジアにはない。韓国の釜山の方がむしろ臭いぐらいだ。(釜山は日本と至近なのに、極めて大陸的な風景の街だ。)
結局はユーラシアじゃないのだろう。釜山はユーラシアから突き出した半島の先っぽで、香港も中国から出っ張った諸島。タイ・カンボジアはインドシナ半島の入江に面し、僕が今住んでいるのは房総半島。7月はずっとそんなところばかり周っていたんだな。


It's a beautiful asia 1  (2007.08.04)

ツアーバスは朝の6:30にバンコクを出発し、カンボジアのシェムリアップに夜の21:30に着く。距離はせいぜい300km程で、東京〜名古屋しかないものの、途中何度もバスに乗り換える上、その待ち時間がやたら長く(バスが予定通り来ない)、そしてなりよりカンボジア側の悪路ゆえだ。


泊まっていたホテルからタクシーを拾い、旅行代理店の前についたのはまだ6時前だった。マックでコーヒーを買い、タバコを吸いつつ、夜勤明けのタイ人警官(仕事サボり中)と30分程世間話。時間五分前に旅行代理店の前に行く。日本人らしき女子が一人いるので話すと、やはり同じツアーだという。トヨタのハイエースが現れ、他に欧米人数人が乗っている。バンコクの朝の渋滞を抜け、途中ドライブインなどで休憩をとりつつ、国境の町アランヤプラテートまでエアコンの効いた快適な数時間を過ごす。タイの道はすこぶる良くて、高速道路を下りて、田舎へ行っても日本並みに道路は整備されている。国境近くの東屋に入り昼食をとり、コーラを飲みつつビザの発給を何時間も待つ。もう一人の日本人女子とはずっと話をしているが、たぶん僕と年齢は同じ位だろう。仕事を辞めて結婚する予定だが、その前にインドから3ヶ月程旅行中らしい。


ツアースタッフがタイ人からカンボジア人にバトンタッチし、今度は軍隊のトラックみたいのにしばらく乗せられる。簡易幌つきで、通勤電車みたいに向きあって座るアレだ。とはいえそれも国境までのわずか数分。カンボジア側の町はポイペト。思ったより栄えていて、奇妙だった。昔フランスの植民地だったからか、バルコニーつきの洋館みたいのが立ち並ぶ。しかしその前の道路は舗装されていないし、洋館も妙に派手な色が土気色のこの町にはよそよそしく、なんだかラブホのように見える。ここでバスが2台に分けられ、日本人女子とは分かれることになる。来たバスはボロかった。エアコンなんてとんでもないという風情。走りだしてあまりの揺れの激しさに、閉めた窓も自然にスライドして開いていく。先日の雨で道は少しぬかるみ、ときどき車輪がドリフトしているのが分かる。そんな調子で走り続け、ときどき小河があるが、橋が雨で流されたらしく、迂回路に戦争で使う、仮設の橋みたいのがかけてある。そんな河を何本もこえてバスは走り、夕方。スコールが降る。当然バスは雨漏りする。途中東屋で食事休憩をとっている間に、いよいよ日は暮れて、星空以外に明かりのない道を走る。突然バスのヘッドライトが消える。緊急停車。運転手がボンネットをあけヒューズをいじっていると、今度は室内等が消えた。アメリカ人女子が懐中電灯代わりにiPodを渡し、20分後、ようやく電力が戻った。もう夜の9時だった。今まで文明らしい灯りのいっさいなかった道を来て、突然車窓に何十という色とりどりの照明が見えた。後ろに座っているフランス人がAirportとか言う。シェムリアップ空港の滑走路の灯火だった。文明の灯りの神々しいこと。ようやくバスはシェムリアップの市内へ入る。すると泥道は突然完璧に舗装され、信号のある近代的な道になった。道の両側には欧米の高級ホテルが立ち並び、豪華なフランス料理店で食事する人が見える。右手にHISの大きなネオン看板が見えた。シェムリアップは予想以上に観光地化していた。


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